美邦さんの作品はデュラスを彷彿とさせると今回は特に思った。周りで絶賛する人が多いのだが、私は今回扱ってる幻想的な主題や物語の筋は圧倒的に好きなのだけれど、それ以外の点ではそこまで乗り切れなかったので、ちょっととまどう。文化祭のパートが浮い…

いま巷（＝ネット）で話題の『nu』という雑誌のvol.2の欄外にここの10月12日の日記id:kica:20051012をそのまま載っけていただいてるらしいです。音楽に詳しくない私でも分かる豪華な執筆陣なので興味のあるかたはぜひ。

短篇集 バレンタイン作者: 柴田元幸出版社/メーカー: 新書館発売日: 2006/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (53件) を見る 大航海の連載エッセイをまとめた作品集。半分ぐらいまで読んだなかでは「妻を直す」「午前三時の形…

新潮5月号に掲載されたリチャード・パワーズの村上春樹論、先日の国際シンポの基調講演のロングバージョンが素晴らしい。久しぶりにすごい良い文章を読んだ。 春樹なぜ海外で読まれるかhttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060605bk12.htm

ダンサートという季刊誌の最新号で、ABT唯一の日本人バレリーナ加治屋百合子さんやグランディーババレエ団の瀬川哲司さんほかニューヨークの若い日本人ダンサーたちにインタビューしています。噂によるとABCの各店、渋谷ナディフ・ブックファースト、池袋リ…